債権回収(債務整理)にあたっていると、なかなか支払いをしてくれない債務者に
業を煮やして、ついつい強い言動をかけてしまうこともあります。
その結果、債務者が脅されたという問題が生ずることになります。
債権者としては、自分の権利を行使して当然受けるべき利益を受け取るだけだか
らいいではないか、と考えてしまいますがそうはいきません。
度を越すと恐喝罪が成立するということになりますから注意が必要です。

・恐喝にならないように注意する

恐喝というのは、脅迫的な手段を用いて相手から金品を巻き上げたり、財産上
の不法な利益を得たりすることです。

どの程度のことをすれば脅したことになるのか、という点を始め、難しい問題が
あるのですが、債権回収( 債務整理)の場合には、さらに一般の恐喝の場合とは
異なった問題があります。
それは、債権者にはそれを行使するだけの権利があるということと、債務者が
失った財産はもともと債務者が支払うべきものだったのではないが、ということ
です。

結論からいえば、恐喝よりも犯罪とされる範囲は多少はせまくなるでしょう。

いずれにしても、債権回収( 債務整理)に熱心なあまり行き過ぎた行為や言動を
行わないように注意する必要があることはまちがいありません。

メリットの多い債務整理

最近、「 債務整理請け負います」という内容を見聞きすることが多くなって来ました。 債務整理とはすなわち借金整理の事なのですが、何故こんなにも増えているのでしょう。
それは、消費者金融やサラ金等で手軽にお金を借りることが出来るようになり、またクレジットカードを持つ枚数が増え、買い物やキャッシング機能を利用する機会が増えているからでしょう。「ちょっと今だけ」のつもりで借りたお金が、気がつけば利息が増え、返す為にまた別の所から借りるといった多重債務者が増えているのです。そういった人たちを救う方法が 債務整理なのです。債務整理をするのにはメリットがあります。まず、債務が大幅に減額、もしくは帳消しになります。借金がこれ以上増える事はありません。また間に弁護士や司法書士を挟めば、借金の督促は止まり、裁判所や債権者への手続きは代行して貰う事が出来ます。そして、返済計画に基づいて返済すれば良いのです。では、デメリットはというと、5年から7年はいわゆるブラックリスト(信用情報機関の事故情報)に名前が載り、ローンを組む事は出来なくなります。しかし言い換えれば借金をしなくてすむ訳ですから、プラスにとらえる事が出来るでしょう。